ミサワリフォーム 島田直人 社長
青山店、平均受注金額1500万円
今年4月、ミサワリフォーム(東京都杉並区)の新社長に島田直人氏が就任した。同社はミサワホームのリフォーム売上高の4割を担う。今後どのような戦略を展開していくのか島田社長に聞いた。(聞き手/編集長 金子裕介)
不動産会社からのリフォーム増加
――東北ミサワホームの代表取締役専務から新社長に就任しました。今後強化していく取り組みは何ですか。
不動産会社や金融機関、信用金庫などの法人から情報をいただいて行うリフォームを強くしていきます。例えば、不動産会社から物件を紹介されて改修するというようなことです。
例えば入居率の悪い築古の賃貸アパートを改修して満室にしたことも。また、中古マンション売買の際のリフォームのサポートもしています。ここ2年間、法人との取引を強化したところ法人からの売上高は2倍になりました。
あとはミサワリフォーム以外の顧客の高額案件の受注に取り組んでいきます。
――どのようにですか。
まずはマンションがやりやすいだろうなと思っています。昨年10月、試験的に東京・青山に店舗を出しました。 私どもにとっては新しいチャレンジですね。土地柄もあってハイクラスなお客様が多く、平均受注金額は1,500万円。 イベントを開催すると、ほぼ全てのお客さんが個別相談に入ってきます。 店舗周辺には家具屋やインテリアショップがたくさんあるので、コラボしてお互いにお客さんを送り込んでいます。 ミサワリフォームの平均受注金額は1件あたり120万円なのですが、高額案件を増やして単価を上げていきたい。
昨年10月出店した高級リフォームを提案

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