土屋ホームトピア 菊地英也 社長
事業を意味づけ、社員の意欲向上に
「リフォーム業は社会問題を解決する素晴らしいビジネスだ」ーこう話すのが北海道のナンバーワンリフォーム会社、土屋ホームトピア(北海道札幌市)の菊地英也社長だ。同社は前回の消費増税の反動減以降低迷していたが、今期に至って復調してきている。その要因はリフォームが社会問題の解決になることを社員と共有し、仕事へのモチベーションを上げたこと。得意とする大型リフォームの受注が拡大している。
【聞き手/編集部デスク 永塚昌仁】
「良いところは残す」が奏功
――足元の業績は。
10月決算ですが、今年は順調に推移しています。6月の中間決算では売上高が前年同期比で48.9%増収の16億8300万円でした。前期は年商34億1000万円でしたが、今期は上回りが期待できます。
――ここ数年、業績的には減収で苦戦していたように感じますが、今期は復調しそうですね。その要因は。
私どもの得意とする大型リフォームの受注が好調なことですね。もともと戸建て住宅の全面改装が強みでしたが、今期はそれがうまくいっています。持ち家だけでなく、民泊の改修などの案件も成約が増えてきています。

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