大和ハウスリフォーム 村井勝行 社長
単独年商1000億円へ挑戦
リフォーム業界最大手の積水ハウスグループを追い抜く勢いなのが大和ハウスグループ(大阪府大阪市)だ。グループでリフォームの中核を担う大和ハウスリフォームの村井勝行社長に戦略を聞いた
【聞き手/編集長 金子裕介、編集部デスク 永塚昌仁】
増税駆け込み30億円
――前期は単独で880億円の売り上げでした。今期の進捗は。
中間決算で480億円でした。前年同期は420億円でしたので、14%増加ですね。通期計画では最終的に5%増収の今期930億円を見込んでいます。
――順調に伸びているといった印象です。
物足りないですね。本当は500億円はやりたかった。台風が連続で来て、新築OBの皆様の修繕対応に追われて私どものしたいリフォームが提案できなかったんですよ。また今期は消費増税がありましたから、なかなか読みにくいんです。
――駆け込みはありましたか。
そんなにあった印象はないんですが、私の個人的な体感では30億円くらいです。本当は50億~70億円あると思っていました。一方で、反動減ははっきり感じています。昨年10月の契約ベースは落ちていますね。ですが目標は達成しますよ。あくまでも売上高930億円は下限値です。
――この成長率を維持すれば今年には単独1000億円が見えてきます。何がカギですか。
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