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【新社長に聞く】フローリングのイクタ、新体制始動

イクタ
宮田浩史 社長
1407号 (2020/05/04発行) 19面
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イクタ 宮田浩史 社長イクタ 宮田浩史 社長

挑戦から生まれた「やってみよう」精神

 光触媒で空気環境を整える「エアー・ウォッシュ・フローリング」など、中・高級需要向けの高付加価値商品を展開し続けるフローリングメーカー「イクタ」(愛知県瀬戸市)。昨年8月1日には専務だった宮田浩史氏が社長に就任し、新体制がスタートした。従来にはない商品を世に出し続ける同社の宮田新社長に、チャレンジ精神について聞いた。

【聞き手/報道部長 福田善紀】

挑戦なくして開発はない

――社長に就任されて約半年が経ちました。売り上げは好調ですか。

 おかげさまで好調で、半期で売り上げ目標の約半分は達成しました。光触媒でウィルスや菌などを除去するエアー・ウォッシュ・フローリングをはじめ、面白い商品が色々とできてきましたから、営業マンも自信をもってプレゼンしています。

――商品開発や社員の意識改革など、専務時代から社内改革を進められていた印象があります。

 艶消し塗装の「ラスティック」という商品を開発したのが一つの転機になりました。オイル塗装にUV塗装をドッキングさせ、「天然木のやさしい風合い」「水や汚れに強い」という2つのメリットを併せ持つフローリングを完成させたのですが、この商品を開発してから、2年で全体売上が約15億円アップ。現在の売り上げは58億円ですが、60億円の壁が見え始めたのはこの商品の功績です。また、営業マンも「商品サンプルと名刺を置いて帰るだけで問い合わせがくる」と驚いていて、自分が売る商品に自信が持てるようになったようです。

――商品開発にチャレンジする風土が生まれるきっかけにもなったのですか。

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