《コロナ危機、こう乗り越える メーカー編》富士工業、「照明付き」空気清浄機に注文殺到
富士工業
常務取締役 営業本部 島森成雄 副本部長
1411号 (2020/06/01発行) 5面
富士工業 常務取締役 営業本部 島森成雄 副本部長
コロナの影響で納品遅延などに悩まされた住設大手。各社コロナ禍をどう乗り切るか。レンジフード製造の大手、富士工業(神奈川県相模原市)に聞く。
レンジフードの単品改修強化へ
――新型コロナの影響は。
足元の出荷状況は前年比数10%の落ち込みで、新築に於いてはL/T(リードタイム)の関係でこの状況があと1~2カ月続くと考えている。緊急事態宣言の解除後の消費マインドの回復に期待をする。
中国を始めとした東南アジアのサプライヤーもあったが、欠品や遅延といったお客様へ直接的なご迷惑をおかけすることなく供給責任を果たすことができた。
また、ダイニングテーブルでの卓上料理用の「クーキレイ」という照明付き空気清浄機がTVで再放送され、コロナによる巣ごもり生活とマッチしGW明けに爆発的な注文を頂いた。一部の商品で欠品を起こすこととなり、この様な視点からの発想の必要性を気づかされる機会となった。
クーキレイ
――注力していく商品は。

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