ベストホーム 藤本誠二 社長
リフォーム売上7.3億円
住宅リフォーム事業で7億3000万円を売り上げる岡山のベストホーム(岡山市)は事業の多角化を推進している。同社は元々外構事業で創業し、その後リフォーム、外壁塗装など事業を拡大。近年は、不動産、介護、便利ビジネスにも参入。強みの庭と、全面改修を合わせたサービス「ドッチモ」も開始した。藤本誠二社長は「これからはさまざまな窓口を作ることが重要だ」と語る。
【聞き手/編集長 金子裕介】
外構元請けで創業
――創業事業であるエクステリア・ガーデンを柱に、水まわり、内装、外構と次々に事業を立ち上げてきています。
創業した25年以上前、エクステリアは下請け産業でしたが、私は元請けで始めました。地元でチラシを入れている会社もなく、撒いてみると反響が出始めたんですよね。新築後に庭をどうしようかと考えている人が主な対象で、他社にはないデザインを売りにしています。
平均単価は200万~300万円ほど。フルオーダーなので工期は1カ月くらいかかりますが、月5~6件の受注をいただけています。メインの2人と新卒で入社した1人で対応しています。設計がからまないエクステリアはリフォーム事業部の方で担当し、部門を分けています。
――外観・リフォーム全体では約7億円の売り上げがありますが、エクステリアとそれ以外のリフォームの売り上げの比率はどれくらいですか。
エクステリアで4割くらいです。デザイン系のものは新築後の案件が多いといいましたが、今後新築が減っていく中で、なかなか大きく伸ばしにくいだろうなと感じています。そこで、新たに始めたのが「docchimo(ドッチモ)」という新事業。これは家自体をまるごと改修し、断熱、耐震性を高めるのに加えて、庭も一新する。どっちも一新して、建て替えより安いというサービスです。
――庭ができる会社ならではの提案です。
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