LIXIL 木村彰宏 リフォーム事業部 事業部長
デジタル戦略本格強化へ
LIXIL(東京都江東区)は4月1日に、マーケティング担当の木村彰宏氏がリフォーム事業部事業部長に就任。アフターコロナの市場を見据えて、営業力アップや業務効率化につながるデジタルネットワーク強化に乗り出した。木村新事業部長に、コロナ以降の具体的な取り組みと今後の展望を聞いた。
リアルより成約率が高いオンライン接客
――コロナ禍による市場混乱の最中に就任されました。
全国加盟店へのユーザー戦略浸透という目的でコロナ前から異動は決まっていたのですが、タイミングが重なりましたね。戦略の柱は大きく3つで、「営業力アップ」「業務の効率化」「ユーザーとの接点の構築」。コロナ禍を受け、どれもデジタル化がカギとなったので、就任後はまず3カ月ほどかけて、Zoomによる加盟店とのデジタルコミュニケーションのインフラを整えました。
――デジタルを使い、どのように営業力強化を図られたのでしょうか。
加盟店であるFC・VC店向けのオンラインセミナーを週1回ペースで実施しました。内容は、ヒアリングや提案の仕方といった実践的なものが中心。数百人という参加者が集まることも珍しくなかったので、動けなかった6~7月を営業力アップの勉強期間として活用できたと思います。
――業務の効率化はどのように。
見積もりをスピードアップさせるシステムを導入してもらう活動ですね。リフォーム店は見積もりのスピード感が重要ですから、店舗ごとの現場判断で、ある程度の見積もりができるようにシステム導入をサポートしました。
――ユーザーとの接点はいかがでしょう。リアルでの集客イベントはこの先も難しいかと思いますが。
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