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プレステージ、半年で42戸販売 今期30億円計画

プレステージ
矢野義信 社長
1459号(2021/06/07発行)21面
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プレステージ 矢野義信 社長プレステージ 矢野義信 社長

郊外物件は明るい内装、都内はシックに

昨年8月から買取再販を始めたプレステージ(東京都千代田区)は、半年で42戸の販売を達成した。前期売上高は11億円で、今期は30億円を目指している。新進気鋭の買取再販会社の戦略を、矢野義信社長に聞いた。

【聞き手/編集部 高田遥介】

仕入れ、改装は同担当者

――昨年から買取再販を開始されたと伺いました。

昨年の8月から始めて、3月末決算で仕入れ戸数は63戸で、うちリフォームを50件ほど、販売戸数は42件を達成しました。

一都三県の中古マンションを軸に、ファミリー層など一次取得者をターゲットにしています。できるだけ、新耐震基準の物件を仕入れたいと考えています。

物件購入から販売までのスパンは4カ月で、販売開始から契約までは1カ月以内がほとんどです。

――一都三県となると、仕入れ単価、販売単価も高いと思います。

今のところ、仕入れの平均単価は2000万~2500万円、リフォーム平均単価は500万円ほどで、販売平均単価は3000万~3500万円です。値段の目安ですが、住宅ローンで月10万円になるような値段です。新耐震以降の60平米以上、ファミリー物件をメインに購入、仕入れて、リフォームします。徒歩圏を念頭に、通常は徒歩10分以内、郊外は15分以内です。

旧耐震なら間取り変更も行いますね。

――リフォームで心がけていることはありますか。

リフォームで心がけているのは、エリア特性とコスト。例えば、都内から離れた郊外なら少し明るい内装、逆に都内中心部ならシックな内装にするなどです。水まわりは全て取り替えますが、価格帯は普及価格帯に抑えるようにします。流行りのデザインが、どこでも通じるわけではありません。

4月現在、営業マンは6人おりますが、仕入れからリフォームの現場管理まで同じ営業マンが担当しています。

プレステージ 水まわりも新たにし、古さをなくして販売につなげる水まわりも新たにし、古さをなくして販売につなげる

――一気通貫と呼ばれるシステムですね。普通、買取再販会社では仕入れや販売、リフォームなどは分業する会社が多いです。

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