前期リフォーム売上6億7300万円の澤村(滋賀県高島市)は、「困りごとを解決」するリフォームから「プラスの価値」を創るリフォームを増やす方針。そのために、社内外のブランディングや採用に引き続き注力していく。
生活の質高める潜在ニーズ開拓
マルシェでブランドさらに強化
澤村幸一郎社長
価値の提案を重視
――2024年、リフォーム市場をどう予測しますか。
市場が活性化する要素が新たに出ないのであれば横ばいとなるでしょう。コロナ禍では在宅が増えたことが影響し、一時的にリフォームの市場は上向いた感覚はありましたが、こういった急激な変化をもたらす要素は出てこないと思います。
ニッチな分野ですが、都心から通いやすい地方の別荘の需要は増えるかもしれませんね。また万博・IRの影響で海外からの需要も多少は増えると思われます。一般大衆層とは違う、特殊な需要をキャッチすることが必要になるのでは。
新たな価値観を提供することで、新たな需要を創造する。より良いプラスの生活を想像させる。そういった企業がこれからのリフォーム市場を活性化できる企業だと思います。

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