買取再販の年間販売戸数ランキング1位になったのはカチタス(群馬県桐生市)だ。3位の子会社リプライス(愛知県名古屋市)と合わせると、売上高は1267億円、販売戸数は7169戸になる。新井健資社長は物価が高騰する昨今、低価格帯の住宅の提供にも注力していくと語る。
グループで年1万戸目指す
「ゆとりのある暮らし」提供
新井健資社長
法改正が後押し
──買取再販ビジネスではやはり肝となるのが「仕入れ」です。今期は7600戸販売を目指すとしていますが、仕入れではどのようなことが重要ですか。
重要なのは行動量です。中古物件は売れるかな、という際(きわ)の物件が多い。だから、できるだけ現地に足を運んで見極めていくことが大事なんです。
それにパッとすぐに買えるものばかりではないんです。20〜30年前に建てた家が、買い取り金額だと数百万円になってしまう、といったことに心の整理が付かない方もいます。半年や1年経ってから売りたいと言われて、やっと買えるというのも多い。だから行動量が大事。パパパッと買って、というだけでは成長していかないと思っています。
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