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山根木材リモデリング、木のリフォームに100%特化

山根木材リモデリング
山根誠一郎 社長
1143号 (2014/11/04発行) 6面
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山根木材リモデリング 山根誠一郎 社長

山根木材リモデリング 山根誠一郎 社長

 創業100年を超えた広島の老舗住宅会社、山根木材。そのリフォーム会社として、一翼を担うのが山根木材リモデリング(広島県広島市、旧社名ヤマネウッディーリフォーム)だ。このたび、創業時から扱ってきた"木"をキーワードに新たなコンセプト「木+新発想」を立ち上げ、新展開をスタートさせた。持ち株会社の社長も兼務する山根誠一郎社長に、今後の戦略を聞いた。

「木+新発想」がデザインコンセプト

―― 分社化してからは7年ですが、リフォーム事業を立ち上げてから14年目を迎えます。前期売り上げは12億9000万円と順調に推移していますが、事業の方向性をどのように考えていますか。

 基本的には、福岡を含め、とても狭いエリアでの地域密着展開になります。その中で、地域のお客様に対して必要なものを提供しているのが私どものやり方です。「家は、風土。」という言葉をオープニングメッセージに置いているのですが、例えばシニア層が多い団地のそばであれば、その団地に必要な商材を提案する。それが私どもの仕事です。

―― やはり木材事業からスタートした御社の歴史を考えると、提案の中で木が関係してくるのでしょうか。

 このたび7月に新たに打ち出したのが「木+新発想」というコンセプトです。基本的に山根木材という社名の通り、木にこだわっていきましょうと。ただ、木もさまざまな活用の仕方があります。その多数の事例をお客様にお届けするのが私どもの軸。住宅設備も単品で売れるわけではなく、床や内装が関わってきますよね。

 木材は表面加工や木種、塗装であらゆる表情を見せます。大工さんがその場で簡単に加工もできる。住宅に合わせ、お客様の生活が楽になるように、お客様の住まいの課題を解決するソリューションとして、木材の加工の強みを提供していきます。

――すでにショール―ムでこの「木+新発想」の具体的な中身を見せているそうですね。

 5つあるショールーム「納得すまいる館」に随時展開していきます。本社ショールーム1階には、角材を使った大きなテーブルが配置してありまして、そこは、キッチン、ダイニング、リビングという概念がありません。1つの空間で、家族で食事をし、お子さんに勉強もしてもらう。団らんを重要視しています。OBのお客様に公開した際には、このままの空間にしてほしいと、依頼も入りました(笑)

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