住友不動産マンションそっくり、前期70億円強
住友不動産 惣野正己氏(住宅再生事業本部・マンション新築そっくりさん統括事業部事業部長)
仙台、広島など都市部への拠点展開加速
住友不動産(東京都新宿区)はマンション新築そっくりさん事業の強化を進めている。元々、首都圏だけであった営業エリアを、大阪、東海、福岡、北海道と5カ所に拡大。近々に仙台、広島でも事業展開する計画だ。住宅再生事業本部・マンション新築そっくりさん統括事業部事業部長の惣野正己氏に今後の戦略を聞いた。
昨年、新築分譲マンションのギャラリーをリニューアルしオープンした「あざみ野リフォームギャラリー」。施工後のイメージを"しっかり体感"できる点が特長
昨年統括事業部を新設
―― 昨年、全国のマンション新築そっくりさん事業を見る統括事業部ができたそうですね。そもそも、マンションそっくりさんを開始したのが平成10年9月ですから、全国を見る部門ができたのは意外に遅かったと感じます。
古いマンションが圧倒的に多いエリアが東京と大阪・兵庫に限られましたのでその後、東海、福岡、北海道と古マンションが多い順に展開をしています。
―― 今後考えているエリアはありますか。
近いうちに仙台と広島です。古マンションの数は両地域同じくらいですが、統計的には少し広島が多いですね。あと多い場所でいいますと、静岡や京都あたりです。
―― 前期の住友不動産グループのマンションリフォーム売り上げは141億円でしたが、そっくりさん事業とそれ以外ではどのくらいの割合でしょうか。
若干そっくりさん事業の方が多いですが、ほぼ半々です。
――すみ分けはどうしているのですか。
基本的には丸ごとのスケルトンリフォームするのはそっくりさん、部分的に行うのが住友不動産リフォームです。部分的な方は管理や販売会社で仲介したお客様からの依頼が中心で水まわり工事が多いですね。
――マンション新築そっくりさん事業の人員はどのくらいでしょう。
営業社員で200人弱、工事も含めると200人を超えるくらいの人数です。
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