「従業員満足度を高め、離職を防ぐ」平松建工×ノーブデンス【新春対談】
労働力人口が減少するなか、人材採用のハードルが上がっている。そのような状況で会社が成長するためには、既存社員の離職を防止し、モチベーションを高める必要がある。平松建工(愛知県東海市)の平松利彦社長とノーブデンス(大阪府大阪市)の山住広大社長に、従業員満足度を高める施策について語ってもらった。
人がやめない「働きやすい会社」とは

「従業員との関係はフェアであるべき」
平松建工(愛知県東海市)
平松利彦社長
PROFILE◉ひらまつ・としひこ
愛知県東海市生まれ。大学卒業後、訪問販売を行うリフォーム系の会社に入社。営業成績全国1位を獲得するなど結果を残し、父親の後を継いで3代目の社長に就任する。自身の顔を看板やチラシに大きく載せ「顔を出しているなら悪いことはしないだろう」と地域の顧客から信頼を獲得した。その結果、売上高を9年で約5倍に伸ばすことに成功した。
■会社概要
創業年:1971年
従業員数:52人
事業内容:リフォーム、外壁塗装、新築など
会社全体売上高:18億円
リフォーム売上高:17億7000万円
複数の部署があるため、柔軟なジョブローテが可能
環境が変わればパフォーマンスも変化
柔軟なジョブローテ
──人がやめない「働きやすい会社」にするために、どんなことをされていますか。
平松 当社では柔軟なジョブローテーションを実施しています。適材適所で、それぞれの社員を活躍できる部署に配属することが働く意欲につながると考えているからです。逆に、合わない部署に所属させ続けることは、離職につながるうえ、本人の成長を阻害する恐れがあります。
以前、塗装部門で働く社員から「環境を変えたい」という要望があり、リフォーム部門に移ってもらったことがあります。また「積算をやりたい」というリフォーム部門の社員に、総務に移ってもらったこともあります。
山住 当社は設立して間もない会社ですが、従業員の給与水準を高めに設定しています。同業他社よりも年収ベースで100万円ほど高いイメージです。給与の不満は従業員が退職する大きな要因になりますから、そこは気をつけています。また、従業員の福利厚生にも力を注いでいます。例えば、総合職の社員の年間休日は125日、一般職の社員は130日です。有休消化率は7割ほどで、将来的には有休消化率100%を目指しています。
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