iemo月間500万ユーザー、プロ登録1100社に
iemo 社長室室長
事業戦略担当兼マッチング事業部営業局局長
長野資正氏
プロの登録、1100社に
インテリアや雑貨、リフォームなど、ライフスタイルをテーマにした情報サイトiemo(イエモ)は今年5月、月間ユーザー数が500万を超えた。生活者とリフォーム事業者のマッチング支援も行っており、成果も出始めている。事業戦略担当の長野資正氏にリフォーム事業者の利用法について聞いた。
――女性利用が9割を超える点が一つの特徴ですね。
代表の村田マリが、育児、子育ての実体験から作り上げたメディアということもあり、iemoは女性の関心が高いライフスタイルに特化した情報サイトです。扱うテーマはインテリアや雑貨などが多く、画像を中心としたまとめ記事形式で配信しています。スマートフォンでの利用が9割を超えていることも特徴の一つになります。
――2013年の12月に開設されて以来、利用者も月間500万を超えたようですね。
記事数は約4万本あり、1日100本以上の記事が更新されています。記事は一つ1~3分で読めるように最適化され、ユーザーの記事閲覧履歴に対応して、オススメの記事を表示するようにしています。また、Antenna(アンテナ)、Gunosy(グノシー)、SmartNews(スマートニュース)といったニュースアプリに記事を提供しており、利用者増につながっています。
――リフォーム会社やメーカーなども「プロアカウント」が持てる仕様ですね。
プロの登録者は1100社ほどになりました。iemo経由で問い合わせが来た、商品が売れた、セミナーの申し込みがあったといった声は数え切れないほど増えてきています。プロはアカウントを取得すると、例えば手がけたリフォーム施工事例を「プロジェクト」というページに登録することができます。
ここに登録すればまとめを作成しているユーザーが画像を引用できるようになり、数多くの記事で露出が増えることにつながります。また画像を使ってまとめ記事を作ることもできます。
――「築30年の戸建て住宅のビフォーアフター」といったようなリフォームの魅力を発信する記事が投稿されていますね。
古い家がリフォームで変わったというようなストーリーのあるまとめ記事は多くの方にリーチしやすいですね。ブログを書くようなテンプレートを用意していますので、簡単にまとめ記事ができます。数千人、数万人に読まれている記事も多く、それが会社のPRになります。
プロアカウントは無料ですし、今まで接点のなかった多くの人に知ってもらえるようになります。情報提供を行うことでいざリフォームという際に、ブランドを想起してもらいやすくなると思います。

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