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タカヤ、北欧・米国型リノベと再販で50億円計画

タカヤ
望月郁夫社長
1212号 (2016/04/12発行) 9面
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タカヤ 望月郁夫社長タカヤ 望月郁夫社長

 岩手県のゼネコン、タカヤ(岩手県盛岡市)のリフォーム拡大策が新展開を迎えている。3月19日にはアメリカ風リフォームのパッケージ商品「OREGONIA(オレゴニア)」をリリース。一昨年に開始した北欧型リノベ「REFORCO. (リフォルコ.)」とともに、大型リフォームに注力し、さらに宮城県仙台市の市場への切り込みを本格化した。

仙台での拡大成長の軸に

――会社全体の年商123億円の企業ですが、リフォームの事業規模はどれくらいですか。

 2015年12月の決算ではリフォーム売上高が17億円でした。リフォームの内訳としては、新築のOBからのメンテナンスをきっかけとしたリフォーム受注が6億1000万円、出前リフォームが6億5000万円。一般のメンテナンスが3億5000万円、リフォル
コが9000万円です。

――新プロジェクトを進めているようですね。

 マンションリノベーションに関わるものです。これは、当社の事業を大きく拡大させるための軸と考えています。

 大きくは2つあります。1つ目は集客の拡大。マーケットの大きい仙台での再販事業を強化します。仙台は盛岡の10倍のマーケットがあると考えており、マンションの再販は非常に伸びると期待しております。そのために、ウェブ集客に力を入れ、若い層の取り込みを図る計画です。これまで培ってきた建築技術には自信がありますから、集客と施工の両方で高品質なサービスを展開
したいと考えています。

 2つ目が、リノベーションのパッケージを増やすこと。これまでは北欧型リノベ「リフォルコ」を展開してきましたが、3月19日からは、アメリカ西海岸にあるポートランド風リノベ「オレゴニア」を新商品として投入しました。さらには年内をめどに「和風」のリノベーションも提供したいと考えております。

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