リフォームパートナー協議会 窪田直彦 理事長
国交省の「住宅リフォーム事業者団体登録制度」の7団体目となったリフォームパートナー協議会(通称RECACO、東京都新宿区)。東京土建一般労働組合を母体とする同団体が何を目指し、どのようなリフォームを消費者に届けようとしているのか、窪田直彦理事長に話を聞いた。
消費者とパートナーになる
――2014年の12月に設立されたわけですが、リフォームパートナー協議会というユニークな名称ですね。
私どもは、消費者の皆様との信頼関係に基づくパートナーシップをつくる、ということをスローガンに置いています。消費者の求める優良なリフォーム事業者の要件を整えながら、さらに地域に信頼され頼られる事業者を目指すべく、日々活動しているのです。
――団体の活動内容を拝見していますと、見積書の作り方、営業トーク、工事のマナーなど、基礎的な部分の習得など、会員に対する教育が充実していますね。
私どもは、古い職人のような人たちの集まりで、工事に至るまでの集客、提案、受注までに課題があります。これまでは「一式でおまかせ」という形で工事を受注できてきましたが、これからの時代はそうはいきません。見積もり、現調、契約、施工時のマナーなど、今のリフォームに必要な技術の習得を図ってもらっています。

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