Danto Tile 糸川宏社長
老舗タイルメーカーのDanto Tile(ダントータイル、東京都中央区)が、タイルを使った「和モダン空間」の提案に力を入れている。4月からホームページとカタログを刷新し、和モダン空間のタイル貼りを推進していく考えだ。糸川宏社長は「『和モダン空間といえばダントーだ』と選ばれるような情報発信をしていく」と話す。
国産タイルの草分け
――御社は創業130周年を迎えた国産タイルの草分けメーカーですね。
明治18年(1885年)に創業し、兵庫県淡路島で始まった陶器の珉平焼(みんぺいやき)がダントーの出発点です。明治初期にタイル生産を開始し、美しさと機能を両立した製品で日本のタイル文化を築いてきました。
――今、国内のタイル市場はどれくらいありますか。
輸入も含めると国内で750億~800億円ぐらいだと思います。
――御社の売り上げに占める住宅、非住宅の割合は。
マンションを含めた住宅分野が6~7割を占めています。部位で多いのはマンション外壁、マンションエントランス、住宅の玄関などです。

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