和久環組/リノベ不動産 鎌田友和社長
中古住宅のリノベーションで急成長しているのが和久環組(わくわく・神奈川県横浜市)だ。3期目となる5月末の決算は受注ベースで30億円弱となり、前年の3倍近い伸び。鎌田友和社長にビジネスモデルを聞いた。
モデルルーム型「再販物件」軸に拡大
――柱は不動産仲介と改修をセットで提供するワンストップビジネスですね。
ワンストップは受注ベースで約100件です。引き渡しできたのが約80件。リフォームの単価は800万~1000万円なので、この部門は8億~10億円程度。実は売り上げの大半を占めるのが、中古物件を買い取って再生した後に販売する「再販」です。これは平均販売単価が3000万~3500万円程度で、前期は約70件ほどの実績です。
――元々ワンストップビジネスが事業の柱だったはずです。どうして買取再販業がこれだけ伸びてきたのですか。
買取再販物件は、リフォームしたら、そのまま売ってしまうというものではないんです。リノベを考えている人にも再販物件に来てもらい、その雰囲気を体験してもらう集客装置として使っています。常時30物件くらい見せられる再販物件があるようにしています。
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