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新東、瓦のデザインと機能性が進化

新東、瓦のデザインと機能性が進化

新東
石川達也社長
1222号 (2016/06/28発行) 14面
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新東 石川達也社長新東 石川達也社長

 粘土瓦メーカーの新東(愛知県高浜市)は、5年前からリフォーム市場に本格的に進出。主力の粘土瓦のラインアップ拡充や機能性向上を続ける一方、瓦以外の屋根材を取り扱うなど新たな試みを続ける。同社の石川達也社長に聞いた。

リフォーム向け商材を

――御社では瓦以外の屋根材の販売を開始し、業界内で相当な話題になりましたね。

 5年ほど前からリフォーム市場に乗り出し、ストーンチップ鋼板屋根材などを販売しています。当社が瓦以外の商材を扱うようになるとは隔世の感がありますが、決して主力の瓦を減らすわけではありません。リフォームという点において、瓦に固執するのではなく、ラインアップを増やしていこうと。あくまで屋根材を施工する業者さんの提案の幅を広げる意味で取り扱いを始めました。瓦以外の屋根材の売上比率はまだまだ低いですが、着実に伸びてきています。

――リフォーム部門立ち上げ後、屋根材の市場にはどんな変化が表れていますか。

 最も大きな変化は屋根の低勾配化が進んできたことです。新築では標準的な4寸勾配だけでなく、勾配に幅を持たせてほしいという要望が多く寄せられています。これは太陽光発電の普及で、片流れの家が急激に増えていることなどが要因だと考えられます。当社でも新たに緩勾配に対応した2.5寸勾配の瓦を拡充しています。

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