残業や休日出勤は少ないのに、なぜか結果を出す営業マンたちがいる。彼らの共通点は「無駄を省く管理」だ。具体的な働き方を『リフォームセールスマガジン』のインタビューから紹介する。
客宅への訪問回数を最小限に。施主の時間と手間も省ける
島根電工(本社・島根県松江市)川島 康宏 さん
工事不要ならアドバイスのみ。
信頼が次の指名工事につながる
「電気図面を見て工事する必要がないと判断すれば余計な工事はしません。お客様もお金や時間を費やさずに済みます」。例えばブレーカーがすぐに落ちるといった相談があった場合、器具の使い方のアドバイスで済むことが多い。説明をすれば、お金をかけてまで工事する人はほとんどいないという。
訪問1回で工事の要否を判断し、その場で見積もり、注文。必要なければアドバイスだけ、とスピーディーだ。「無駄を省くことで喜ばれて後に大きな仕事につながることもあります。そのときでも先方から真っ先に声をかけてきてくださって、嬉しいですね」
