残業や休日出勤は少ないのに、なぜか結果を出す営業マンたちがいる。彼らの共通点は「無駄を省く管理」だ。具体的な働き方を『リフォームセールスマガジン』のインタビューから紹介する。
苦手なことは専門の担当者に任せ、任せたことの結果は受け入れる
ホームテック(本社・東京都多摩市)大倉 一豊 氏
休日出勤も残業もしない
大倉さんは3つの「やらない」自己管理で、受注高年間1.6億円(2016年全社2位、2017年全社1位)のトップセールスマンだ。「休日出勤はしないと決めています。また夜8時以降仕事をするのは週に一日くらいです」。休日は小学生のお子さんが所属するバスケットボールチームのお父さんコーチも務めている。
やらないこと(1) 設計・施工の担当者の仕事に口を出さない
~固定観念が生じて自由な発想が生まれない~
「仕事を進める上で各担当者の仕事に口を出さないようにしています。」と大倉さん。専門スタッフにも経験の幅に違いがあるため、営業としては受注できるようにあれこれ口を出してしまいがちだが、「口を出してしまうと固定観念が生じててしまい、自由な発想が生まれない」ということで、割り切って担当者に任せている。連携プレーがうまくまわるようになることで、自身の仕事にも集中することができるとのこと。
