―THE SHOKUNIN・大工―
リフォーム現場を支える職人は、営業担当者にとっては大切なパートナー。お客様が満足するリフォーム工事には、営業担当者と職人の協力は欠かせない。凄腕の職人達に仕事へのこだわりや、リフォームならではのやりがいをインタビュー。営業担当者へのメッセージも紹介する。
釜口工務店 釜口 義範さん(65歳)
「おせっかい」で依頼主が大喜び
「自分はおせっかいだから、もっとこうした方がいいなと思うと、自分から提案するタイプなんですよ。もしかしたら営業さんには迷惑をかけているかもしれないけど、お客様が喜んでくれるのが一番だよね」。ざっくばらんに語る大工・釡口義範さん。その「おせっかい」がお客様の満足につながったエピソードがある。
吹き抜けの居間の上に、ロフトを設置するリフォーム工事を担当した時のこと。引き渡し後、依頼主はベッド用のマットレスを持ち込んだが、横になると足が天井の勾配に当たってしまう。悩む依頼主を見て、釡口さんは天井の懐を開いて、当たる部分のカットを提案。改めて工事を行い、とても喜ばれた。
