顧客のリフォーム意欲が高まっている、プレゼンの場。どんなプレゼンだったら、選ばれるのか?
ゼロリノベ(東京都港区)おうちプランナー加藤彩人さんは、はじめに「なぜこうなったのか?」を理解してもらってからプレゼンをスタートさせることで、プランに納得してもらいやすい土台づくりをしている。実際のプレゼンで、意識していることを聞いた。(前編)
価格勝負にさせないための
ワクワク感と現実性
ゼロリノベ(groove agent・東京都港区)のプレゼンは、現況図面を見せてからプラン図面を提示する。初めに、構造上の制約を理解してもらうためだ。その方が『なぜこうなったのか』を理解してもらいやすいと加藤さんは話す。
例えば、『そこにキッチンを動かすと、レンジフードのダクトがここの梁に干渉しておすすめできないので、こうしましたよ』という具合だ。
「すべてに意図をもってプレゼンするのが大事だと思っています。こういう考えでやっていますよ、と理由があった方が、お客様への説得力も増します」
プラン説明はワクワク感を大事にしている。
玄関から入り、動線に沿って進める。一方的にならないように、施主に問いかけたり、要望を復習したりコミュニケーションを重視する。そのなかで、物件のよいところ=「特等席」の盛り上がりを仕込んでおくのがポイントだ。
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