マンションの浴室現場調査では、既存がユニットバスの場合、サイズアップできるかどうかを見極めることが大きなポイントです。また築古の公団住宅に多い在来工法の浴室では、規格のユニットバスが収まらないこともあります。採寸をきっちり行い、最適なプランを立てましょう。
PART1 最初にここをチェック
既存の浴室はどのタイプ?
既存の浴室タイプは、戸建て住宅と同じく次の3タイプがあります。
(注)縁の部分は現場施工
浴室タイプ | 見分け方 |
(1) ユニットバス |
壁・床・天井の6面がパネルで組み立てられている。壁パネルにタイルが貼られているものもあるが、叩くと在来工法のタイルのように固くないため、容易に見分けがつく。 |
(2) ハーフユニットバス |
浴槽の高さまでが工場生産のユニットになっていて、それより上部の壁や天井は現場で造作されている。一般的に壁はタイルや木材、天井はバスリブや塗り天井で仕上げられる。 |
(3) 在来工法の浴室 |
築古のマンション、中でも公団住宅では、下地から仕上げまで現場で施工する在来工法の浴室が多い。床と壁はタイル貼り、天井はバスリブや塗り天井が一般的。給湯器が隣室や浴室内に設置されている。 |
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