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引っ張る力より、誠実な姿勢で職人から社長に

引っ張る力より、誠実な姿勢で職人から社長に

リフォマガ2025年6月(リフォーム産業新聞6/9号)
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私がリーダーになった日(バナー)

今回のリーダーは...

現場たたき上げでキャリアを築いた毛利一さん。学生時代は空手部の主将として信頼を集めながらも、「率先して引っ張るタイプではない」と語る。持ち前の行動力と傾聴力で、周囲の期待に応え続けてきた。「求められるリーダー」の毛利さんがいかにして組織を導いているのか。

フォーシンク 毛利 一さん毛利 一さん フォーシンク(島根県出雲市)

49歳。代表取締役社長
広島県出身。高校の空手部では主将。卒業後は現場監督業を経て、塗装職人に転身。後にこの会社で営業職を務める。2017年、引っ越しを機にフォーシンクに入社。同年9月に出雲店店長に就任。2023年5月に社長に就任。妻、子ども2人の4人暮らし。

フォーシンク リーダーに必要だと思う4つの要素自己採点

「とりあえずやってみよう」
という突発的なタイプなので、
行動に計画性を持ちたいですね。

営業職に挑戦
苦労がやりがいに変わる

高校卒業後、建設会社の現場監督に就くが、職人に憧れて塗装会社へ転職、職人の道へ進んだ。しばらくして、関係者と誠実にやりとりする毛利さんを見た当時の社長から「営業しないか?」と誘われる。「何事もやってみよう」という持ち前の行動力で、求められるまま営業を始めた。

「営業って口がうまくないとできないイメージがあって、自分は口下手なんで、できないと思いましたね。飛び込み営業だからほとんど断られて、見積もりも取れないし、苦労しました」

支えになったのは周囲の存在だ。

「落ち込んで帰っても社長がいつも笑顔で迎えてくれて、契約が取れれば会社全体で喜んでくれる。営業の本質も上辺ではなく誠実さを求められることに気づいてから、営業の楽しさや、やりがいも見つけられました」

店長にもなり、期待に応えたいと人一倍頑張っていた毛利さん。しかし、休みが取りにくいなどの課題も抱えていた。

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