リノクラフト(愛知県豊橋市)は、住宅リノベーションの設計・施工会社。平均単価は1000〜2000万円と、大型リノベをメインとし、売上高は約1億円。年間受注件数は5〜6件で、成約率は6割超をキープ。武器としている「質の高いファーストプラン」に施された工夫を聞いた。
リノクラフト(愛知県豊橋市)
2011年創業。住宅リノベーション・不動産業を手掛ける。従業員数は4人、年間売上高は約1億円。平均受注額は1000~2000万円で、受注件数は年に5~6件。
代表取締役社長 あ
今泉幸崇さん 今泉真里子さん
相見積もりより受注案件に専念
リノクラフト(愛知県豊橋市)は、フルリノベの相見積もりを断っている。その分、工夫を凝らしたファーストプランを準備し、施主の心を確実につかむ戦略だ。プレゼン後の成約率は6割超。
相見積もりでは、失注したときに失う手間が大きい。また、スピードや金額重視の施主とは、価格より質を重視する同社と考え方が一致しないことも、断る理由だ。
「単純に価格で比較したいなら手抜きすれば安くなるけど、それでいいのか?ということなんです。見積もりは手間がかかりますから、だったらその分決まった案件に専念して、いい仕事をしたいです」(今泉幸崇さん)
(1) 問い合わせ
7~8割がファーストプランに進む
(2) ヒアリング
(3) ファーストプラン提出
6~7割が成約に至る
(4) プラン申し込み
(5) 正式図面の作成と見積もり作成に進む
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