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リノクラフト、相見積もりお断りファース...

リノクラフト、相見積もりお断り ファーストプランで決めるテク 前編 資料づくりのポイントは?

リフォマガ2025年6月(リフォーム産業新聞6/23号)
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差がつく!こだわりプレゼン

リノクラフト(愛知県豊橋市)は、住宅リノベーションの設計・施工会社。平均単価は1000〜2000万円と、大型リノベをメインとし、売上高は約1億円。年間受注件数は5〜6件で、成約率は6割超をキープ。武器としている「質の高いファーストプラン」に施された工夫を聞いた。

話を聞いたのは...

リノクラフト(愛知県豊橋市)

2011年創業。住宅リノベーション・不動産業を手掛ける。従業員数は4人、年間売上高は約1億円。平均受注額は1000~2000万円で、受注件数は年に5~6件。

リノクラフト 今泉幸崇さん 今泉真里子さん代表取締役社長         
今泉幸崇さん   今泉真里子さん

相見積もりより受注案件に専念

リノクラフト(愛知県豊橋市)は、フルリノベの相見積もりを断っている。その分、工夫を凝らしたファーストプランを準備し、施主の心を確実につかむ戦略だ。プレゼン後の成約率は6割超。

相見積もりでは、失注したときに失う手間が大きい。また、スピードや金額重視の施主とは、価格より質を重視する同社と考え方が一致しないことも、断る理由だ。

「単純に価格で比較したいなら手抜きすれば安くなるけど、それでいいのか?ということなんです。見積もりは手間がかかりますから、だったらその分決まった案件に専念して、いい仕事をしたいです」(今泉幸崇さん)

提案の流れ

(1) 問い合わせ
7~8割がファーストプランに進む


(2) ヒアリング


(3) ファーストプラン提出
6~7割が成約に至る


(4) プラン申し込み


(5) 正式図面の作成と見積もり作成に進む

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