現場調査のポイント
(1) 床下の空洞の有無を調べる
床の現場調査では、床下の状態を知ることが重要です。特に二重床が標準ではなかった2000年以前は、同じ年代でもマンションごとに違いがあるので注意しましょう。基本は「かかとでトントン」です。床下に空洞があるかどうか確認しましょう。
床の下に空洞がある音がする | |
↓↓↓ | ↓↓↓ |
【Yes】二重床 | 【No】直床 |
置床工法![]() |
![]() |
根太工法![]() |
(注)マンション床下の工法は他にもありますが、特にこの3つは現場調査の現場で多くみられる工法です。 |
※こんな現場もあるので注意を
廊下で床をトントンして二重床を確認したとしても、他の部屋も二重床とは限りません。直床のマンションでも、給排水管の通り道だけスラブを下げて二重床にしていることがよくあります。
(2) 既存床の仕上げ材を確認
既存の床仕上げ材を確認します。目視だけでなく、手でクッション性の有無を確かめましょう。図面に部屋ごとの床材を書き込むときには巾木についてもソフト巾木か木調巾木か、また高さの情報も記します。
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