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業務配分の肝は「自分が体験してみること...

業務配分の肝は「自分が体験してみること」 40歳手前のキャリアチェンジ

リフォマガ2025年10月(リフォーム産業新聞2025/10/13号)
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今回のリーダーは...

ワイヤード(山口県防府市)
営業事業部長
石丸慎一郎さん

ワイヤード石丸慎一郎さん塗装専門店のワイヤード(山口県防府市)で営業事業部長として活躍する石丸慎一郎さん。石丸さんは幼少期からサッカーに打ち込み、社会人になってからも続けていたが、怪我をして引退。前職はサッカーがきっかけで入社したガス会社で、修繕から営業まであらゆる部署を経験し、20年勤め上げた。2019年に、親族の紹介でワイヤードに入社。即戦力として買われたものの業界経験はなく、力不足を感じる日々も、不屈の精神で乗り越えてきた。

勤続20年から異業種へ転身

石丸慎一郎さんは、9年続けたサッカーがきっかけで、高校卒業後すぐにガス会社に入社した。途中で怪我のためサッカーが続けられなくなるも、仕事は続けた。器具の修理から検査、個人・法人営業と一通りの業務を経験する。

転職のきっかけは、塗装会社で働く義兄。熱心に働く石丸さんを見て「それだけ仕事が頑張れるなら、一緒にやろう」と誘われる。「身体の不調があったので、職人ができるのか。40歳手前で転職して、異業種でやっていけるのか。不安はありました。前職を辞めるつもりもなかったんですが、でも高い目標もなかった。それなら新しい環境で、チャレンジするのもいいかなと思ったんです」

1年悩んだ末の2019年、20年勤めたガス会社を退職し、義兄と仕事で付き合いのあった塗装専門店のワイヤードに入社。当時の同社は、事業拡大を見据えていた時期で、「営業をしながら現場にも携われる」ことに魅力を感じた石丸さんのタイミングとマッチした。

とはいえ「塗装のとの字も分からない」状態の石丸さん。入社しばらくは「何も分からないしできなくて、成果があげられていないことが苦しかった」と話す。

「結果を出せない焦りはありました。でも相当覚悟して自分で決めたのだからと自身を奮い立たせ、気持ちだけは常に前向きでした」

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