

LIXIL(東京都品川区)はこのほど、新たなリフォーム提案「壊さないリフォーム」を発表した。2025年4月の建築基準法改正で4号特例が縮小され、リフォームでも確認申請が必要になるケースが増えた。しかし同提案であれば、既存を生かしたカバー工法で、申請不要のまま大型リフォームの施工が実現する。
新提案、「壊さないリフォーム」
8商材をセットに
同提案は、建築物の既存構造を壊さず、その上から施工する「カバー工法」のラインナップ。解体が少ないため、低コスト、短工期につながり、廃材の発生も抑えることができる。結果として環境負荷低減にも貢献することが可能だ。
同提案では開口部や内装材に関連する8つの商材を用意した。例えば、30年塗り替え不要の高耐久屋根材「T・ルーフ」、重ね張りにも最適な軽量の金属外壁「Danサイディング」、既存の床に重ね張りできる床材「リノバうわばReフロア」がラインナップに並ぶ。
加えて、断熱性UP商材としては、最短1時間で取付可能な内窓「インプラス」、壁を壊さず取り替えられる高断熱窓「リプラス」、1日で施工でき防犯性や採光性にも優れた玄関ドア「リシェント」、壁や床を壊さず断熱パネルをジャストカットで張り付ける「ココエコ」、既存住宅の外装の上から断熱施工を行う「まるごと断熱リフォーム」を用意。これら計8つのラインナップを組み合わせて提案することが可能だ。
この記事の関連キーワード : 4号特例 LIXIL カバー工法 リフォーム市場の新機軸 建築基準法
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