有料会員登録で全ての記事がお読みいただけます

日本インテリア健康学協会、医学的知識で空間に「付加価値」を付けるインテリア

日本インテリア健康学協会、医学的知識で空間に「付加価値」を付けるインテリア

このエントリーをはてなブックマークに追加

光過敏の症例が契機に

 2月に設立された日本インテリア健康学協会(東京都渋谷区)は、インテリアと健康の関係性という今までになかった視点から研究や情報発信を行う団体だ。

 インテリアデザイナーである尾田恵代表理事は、「住まう人がリフォームを通じて元気になっていく様子を見て何かあると感じていました」と語る。この感覚論が医学的知識により裏付けされたことがインテリア健康学の始まりだった。

 ある時、尾田氏は、片頭痛が光過敏により誘発されることを医師から教わった。それから電球色のLEDや配色コントラストを抑えた内装材などを用いて、光過敏に配慮したインテリアを手がけた。すると入居者の片頭痛の症状が緩和されたのだ。尾田氏は「トレンドやファッション性を追った魅せるインテリアから人を健康に導くインテリアにできるのではないかと思いました。このことを業界の枠を超えて共有することが大事だと思い、協会を設立しました」と語る。

有料会員登録で記事全文がお読みいただけます

毎日ニュース配信中!リーフォーム産業新聞公式LINE

リフォーム産業新聞社の関連サイト

閉じる