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国交省主催「建設業における多能工推進セミナー」開催、水谷工業社長が講演

国交省主催「建設業における多能工推進セミナー」開催、水谷工業社長が講演

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要約すると

・国交省主催のセミナーで、水谷工業の京極盛社長は、多能工化が安定経営の核と語る
・多能工化により、様々な工種別をバランスよく受注でき、工期が短くなる
・経営も安定化する等メリットがたくさんあるが、多能工育成に工夫が必要


国土交通省主催の「建設業における多能工推進セミナー」が行われた。水谷工業(愛知県愛知郡)の京極盛社長が講演し、多能工化が安定経営につながると語った。 京極社長は多能工化したことでさまざまな工種別をバランス良く受注できること、短工期化がメリットと話す。では、水谷工場はどのように多能工育成で成功したのか。

 

工期短く「感動」増える

 国土交通省主催の「建設業における多能工推進セミナー」が行われ、水谷工業(愛知県愛知郡)の京極盛社長が講演、多能工化が安定経営につながると語った。

水谷工業 京極盛 社長水谷工業 京極盛 社長

 同社はあと施工アンカー業、耐震工事業をメインとし、学校や庁舎、橋脚、集合住宅等の耐震改修を行う。売上高は約4億円。

 京極社長は多能工化したことでさまざまな工種別をバランス良く受注できること、短工期化がメリットと話す。「現在、売上高のうち金属系・樹脂系アンカーは37%で、ダイヤモンド・コア削孔が19%、モルタル12%、その他の工種が32%。その他は毎年比率が増えています。また、多能工化で工期が短くなり、お客さんに感謝される機会が増えると社員のやる気も増し、次々と社内から改善のための意見が上がるようになりました」

 経営も安定。「以前は、閑散期は繁忙期で稼いだ分から削るように支出する会社経営でしたが、今は1年間収入が安定的に入り、経営が楽になった」

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この記事の関連キーワード : セミナー 国土交通省 売上高 多能工 水谷工業 耐震 行政・団体・市場

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