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建設キャリアアップシステム「CCUS」原則化へ、職人3割加入も賛否真っ二つ

建設キャリアアップシステム「CCUS」原則化へ、職人3割加入も賛否真っ二つ

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建設キャリアアップシステム「CCUS」特集

「建設キャリアアップシステム(CCUS)」の登録者数が、全職人のおよそ3分の1にあたる90万人を突破した。職人の施工実績や資格などを可視化する仕組みで、住宅改修を含む全工事が対象となる。大手ゼネコンが先行しているが、今後、リフォーム業界でも普及が加速するとみられる。

目次

職人の技能、見える化進む

  1. ●事業者登録は2割
  2. ●56億円赤字計上

建設就業者3割減、20代たった1割

  1. ●労働力確保が目的
  2. ●賃上げ1割増実現

官民一体で建設業の衰退阻止せよ

  1. ●人手不足補う
  2. ●リフォーム業者の声
  3. ●スマホとの連動も

建設キャリアアップシステムの概要

職人の技能、見える化進む

事業者登録は2割

「手続きが面倒で、メリットがわからない」、「建設業の未来のためには欠かせない」。国が促進する「建設キャリアアップシステム(CCUS)」が建設業界で賛否の渦を巻き起こしている。一方、国は2023年度からの原則化を掲げており、1年前の12万社から現在は18万社に伸びるなど急速に普及が進む。

CCUSは建設技能者が持つ資格や現場での就業履歴を登録、蓄積することで、技能や経験が客観的に評価され、適切な処遇につなげるという仕組みのこと。平たくいえば、これまで不透明だった職人の技術力や実績を見える化するというものだ。

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