環境省は平成25年度の浄化槽についての調査結果を発表した。
トイレから出る排水のみを浄化する単独浄化槽から、住宅から出る排水全てを浄化する合併浄化槽への転換件数は1万312件で平成18年度から7年連続で増加した(グラフ参照)。新築では合併浄化槽の設置が義務化されているが、国は単独から合併への転換に力を入れている。

1件あたりの工事平均単価は約90万円。国や地方自治体の浄化槽転換への補助金、浄化槽メーカーも単独と同じサイズの合併浄化槽を発売し、交換の手間が減るなどの要素が工事の増加を後押ししている。国内には未だ単独浄化槽が450万基残っており、リフォーム会社や水道工事店にとっては新たな提案分野として大きな市場だといえる。
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