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ヤマダデンキ、リフォーム売上1000億円へ家具融合ショップや「新常識」トイレ...新戦略次々と

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ヤマダデンキ、リフォーム売上1000億円へ 家具融合ショップや「新常識」トイレ...新戦略次々と

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リフォーム事業で前期587億円を売り上げたヤマダホールディングス(群馬県高崎市)。ヤマダデンキを中核とする同社グループは本紙「業種別リフォーム売上ランキング2021」で小売部門トップ、「住宅リフォーム売上ランキング2021」で7位にランクインするなど事業を拡大している。2025年3月期に1000億円という計画達成のカギは「リフォーム潜在顧客」の開拓。電化製品購入者の「暮らしを良くしたい」というニーズをリフォームにまで拡大させる戦略を次々とスタートしている。経営企画室長兼サステナビリティ推進室長執行役員の清村浩一氏は「これまでは人や工事体制の仕組みづくりなど、家電量販店のリフォーム事業参入フェーズだった。これからリフォーム事業は第二期に入る」と語る。

ヤマダホールディングスの潜在顧客を開拓する戦略

家具フロアと融合、高機能商品を厳選

ヤマダホールディングスが掲げるリフォーム事業の中期目標は、2022年3月から2025年3月の3年間で、売上高600億円を1000億円へ拡大させることだ。営業利益は30億円から60億円にする。

事業拡大の基盤となるのが「暮らしまるごと」を提案する店舗だ。来店客をリフォーム潜在顧客として捉え、家電購入のみならずリフォームもしてもらう戦略を推進する。具体策として現在進んでいるのが、リフォームと家具・インテリアを融合させた売り場がある「LIFE SELECT(ライフセレクト)」ブランドの出店だ。

例えばキッチンの周りにはダイニングテーブルや椅子、照明をレイアウト。バスルームエリアには洗面エリアが隣接し、さらに洗濯機などの家電商品も置かれている。住設、家具・インテリア、家電が融合した売り場で、家電を買いに来たついでにリフォームも検討してもらう狙いだ。

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