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ビルトイン食器洗い機、調理機器、洗濯機、掃除機など、家事をサポートする家電メーカーとして素材と品質にこだわったプロダクトを開発しているドイツの家電ブランド、ミーレ。ドイツの市場調査会社などが消費者アンケートにて実施する「ベストブランド賞」で、同賞の創設以来15年以上首位を獲得。今や殿堂入りを果たしている。今回は、同社のものづくりにかける思いと、製品についてミーレ・ジャパン(東京都目黒区)のマーケティング部鈴木隆宏氏に取材した。
124年の歴史と最新テクノロジーで家事をサポート
長く使えるいいものを
「Immer Besser(常により良いものを)」の理念のもと開発された美しいキッチン家電はどんなキッチンにも溶け込みやすいデザイン
「ミーレブランドは、高くても長く使える、品質にこだわっているという意味で多くの人から選ばれているブランドです」(鈴木隆宏氏)。同社では、長期使用が地球環境への負荷低減にもつながると考え、20年の使用に相当するテストを実施。長く使用できる高品質な製品を開発している。この「Immer Besser(常により良いものを)」というブランドプロミスが、1899年の創業から124年の時を超え、時代のニーズにマッチしていると言える。
大容量で静かで高耐久
ミーレと言えば、食にこだわりがあって、こだわりの住宅に住む人が選ぶ高級食器洗い機のイメージがあるが、コロナ禍による生活意識の変化から、同商品の持つ品質や耐久性などの特徴がさまざまな世代のユーザーから注目されている。
ビルトイン食器洗い機、調理機器に冷蔵庫が加わり、トータルコーディネートを実現
同製品の特徴は、容量の大きさだ。60cm幅タイプであれば12人分72点、45cm幅タイプも7人分51点(JEMA規格)の食事で使用する食器や鍋・フライパンなどの調理器具がやすやすと収まる。また、カトラリーや小さな箸置きなどの小物を収容できる3Dカトラリートレイをはじめとするミーレ独自の機能も多数備わっている。
「ミーレのものづくりのスタンスとして、他社ではやっていない-例えば、カトラリートレイや食器洗い機でも洗剤自動投入などの機能を開発してきました。このような今後、スタンダードになるような新しい技術を生むのと同時に、1つの商品をより長く使ってもらえるよう、20年の使用を想定した耐久性能を持たせています」(鈴木氏)
さらに、手前に全開するフロントオープンの扉は、食器の出し入れがしやすいだけでなく、高い密閉性を維持するため、食器洗浄中の音をほとんど外に漏らさない。在宅勤務の需要や、リビングキッチンで家族全員参加で団らんを楽しみたいと考えるファミリー層、増加する共働き世代など、多様化する現代人のライフスタイルに対応している。
予洗い不要の洗浄力、長期使用を想定した耐久性のビルトイン食器洗い機
東京・日比谷に直営店オープン
今年3月には、日本で5店目となる直営店「Miele Experience Center日比谷」を東宝日比谷プロムナードビル1階にオープンした。通常の製品案内に加え、美食店が多く立ち並ぶエリア特性から、食にこだわったぜいたくな体験を提供できる店舗で、同社初の取り組みとして、食からサステナビリティを提案するセルフ型製品体験「サステナキッチン」を展開している。7月からは、従来のビルトイン食器洗い機、調理機器に、冷蔵庫が新たに加わることで、ミーレブランドでキッチンデザインに統一感を持たせることができるようになった。
本物・本質志向の方が集う日比谷に「Miele Experience Center 日比谷」が3月16日オープン
マーケティング部 プロダクトトレーニング
アシスタントマネージャー 鈴木 隆宏氏
会社名 | :ミーレ・ジャパン |
---|---|
代表者名 | :冨田晶子 |
本社所在地 | :東京都目黒区 |
設立年 | :1992年 |
直営店舗 | :目黒/ 表参道/日比谷/大阪/神戸 |

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