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- > リンナイ、「乾太くん」の販売台数が急増
リンナイ(愛知県名古屋市)のガス衣類乾燥機「乾太(かんた)くん」の売れ行きが好調だ。賃貸住宅への導入やガス事業者の販促、インテリア性の高い専用収納などが売れ行きを後押ししている。今回、販売開始からの30年の軌跡を営業本部伊藤氏に聞いた。
「乾太くん」の販売、年間12万台目指す
インテリア性の高い専用収納も登場
「乾太くん専用収納ユニット」も登場。写真は永大産業の商品。洗濯家事の利便性や脱衣室の収納のしやすさ、清掃性など基本性能を備えた収納だ
リンナイは、1992年より乾太くんの販売を開始。2010年までは年間2万台で推移していたが、2017年に4万台を超えた。
販売から約30年の2021年には、年間10万台を超え2024年には12万台を目指している。この間、買い替え需要や競合他社のガス乾燥機からの撤退などで一時的に売り上げが伸びるケースもあったが、倍増まで至ったのは沖縄での需要増加が大きな要因となった。
営業本部の伊藤敬一氏は「沖縄は晴れのイメージが強いですが、実は晴天率は東京よりも低い。そして、スコールがあります。突然の大雨で洗濯物が濡れてしまうのが現地の困りごとでした」と話す。
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