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ホームセンターのホーマック(北海道札幌市)がインテリアとリフォームを融合した新型売り場「おうちスタイル インテリア&リフォーム」の数を増やしている。
この「おうちスタイル インテリア&リフォーム」とは約2000坪の売り場で家具や内装品と増改築、新築を合わせて提案するもので、現在の導入店舗数は全174店舗中3店舗。小売店の集客力を武器に多様なタイススタイルに対応することが狙いだ。
新型売り場の初導入店となったのは、4月にオープンした札幌市厚別区の「スーパーデポ厚別東店」。その後、5月に同じ札幌市内の「スーパーデポ発寒追分通店」、7月16日にオープンした岩手県盛岡市の「ホーマック スーパーデポ 盛南店」と4ヵ月で3拠点体制となった。
どの拠点も1フロア約2000坪のスペースを利用し、家具のアイテム数は専門店なみの数が揃えられている。この家具は、従来同社が取り扱っていた単身者向け家具とは違い、ハイレンジのファミリー層が狙い。リフォーム、新築のターゲットが30~50代のファミリーのため、家具も同様の世帯向けの商品を並べた。
リフォームコーナーの面積は2000坪のうち1割となる約200坪。単に住設・建材商品をならべるのではなく、洗面所、ベッドルームといった空間を作り、使用シーンを演出した。
ユーティリティーの提案も
プライベート収納の提案コーナー
1拠点あたりの対応人員数は約30名。エンドユーザーの反応は好評で、今後キャンペーンなどを不定期に行い、集客につなげていく考えだ。
ホーマックの持ち株会社、DCMホールディングスの2013年2月期の売上げは4342億円。営業利益は190億円。

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