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家電量販大手、エディオンの2014年3月期第3四半期(累計)のリフォーム売り上げが、300億円を突破した。具体的には、前年同期比115.5%の伸びで303億700万円を計上。低価格・短時間で行えるリフォーム商品「ぷちDEリフォ」の好調などが増収の要因となった。
同社は2009年より、エコ・リビングソーラー事業の名称でリフォームを展開してきた。太陽光、オール電化、水まわり工事の3つの柱があり、特に今期は水まわり工事の強化を進めている。
2013年4月には需要開拓の新商品として「ぷちDEリフォ」を投入。従来、同社のリフォーム対応店は、展開する家電量販店舗の6割強であったが、300店以上ある全店で同商品を販売している。
現在、トイレ、レンジフード、洗面化粧台の3商品を展開。最初に発売したトイレはこの「ぷちDEリフォ」だけで月間1000台ほど販売する好調を見せる。温水洗浄便座の購入希望者にトイレ、洗濯機購入希望者に洗面化粧台の提案などと、リフォームを全く検討していない人にアプローチする手法で、販売拡大に成功した。
4商品目としては、ビルトイン食洗機も販売予定で、LIXILと資本業務提携したことから、今後は取り扱い商材を増やしていく。また、LIXILからの出向者を増やしている。
ただ、3月期の本決算ではリフォーム売り上げとして前年度比130%の450億円を計画しており、売上高は伸びているものの達成は厳しい状況にある。業界全体で問題となっている職人不足などが影響を及ぼしている。

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