

ノーブルホーム(茨城県水戸市)は設立32年の注文住宅を主力とするビルダーだ。年間614棟の新築を受注する地域の有力プレーヤーであり、2025年9月期は221億円を売り上げた。2023年には栃木県のビルダー・丸和住宅(栃木市)を傘下に加え、同県内への進出を加速。茨城、栃木、千葉の3県で拠点数は計47カ所となっている。
まちかど展示場と土地販売に強み
ミドル層が狙い
新築は自由設計を前提とする注文住宅がメインだ。性能とデザインに訴求し、ミドル〜ミドルハイレンジ帯をターゲットに位置づけている。単価のボリュームゾーンは3000万円前後。坪単価は80〜90万円。上は6000万円台から1億円超まで視野に入る。棟数は2021年をピークに減少傾向にあるが、単価は2割ほど上昇しており、売上高も約180億円だった5年前から拡大し、現在は200億円を超える規模となっている。
その中核をなすのが、住宅の性能と品質の強化だ。「何よりも優先されるべきは住んでいる人の健康」(福井英治社長)との考えから、等級6基準の断熱仕様を用いるほか、「JWOOD(ジェイウッド)工法(ウッドワンが開発した、構造強化を図る木造金物工法)」を採用する。
2025年6月には栃木県宇都宮市に延床面積約1100平米の体感型ショールームを開設。耐震実験装置や、断熱・空調条件の異なる部屋を用意し、揺れ方や室温の違いを来場者に実際に体験してもらう。従来のモデルハウスが外観や間取り中心だったのに対し、構造・断熱・空気環境まで含めた性能を体感で伝える場として位置づけている。
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