(写真:霧島店の広い店内に展示された商品の豊富さが他社との差別化につながる)

新築やリノベーションなどを手掛けるヤマサハウス(鹿児島県鹿児島市)の2025年4月期のリフォーム売上高は、前年比23%増の12億3000万円となった。増収につながった最大の要因は、2024年3月に水回り専門店「リフォーム&増改築ショールーム霧島店」をオープンしたことだ。
11月には宮崎に新店オープン
住設機器約50台
霧島店の面積は約140坪。同じ建物には、グループ会社である家具店のオンリーワン(同市)も店舗を構えている。店内には約50台の水回り商品を取り揃えており、キッチン18台、バス5台、洗面化粧台9台、トイレ12台という内訳だ。
TOTO、LIXIL、トクラス、タカラスタンダード、クリナップ、パナソニックといった主要メーカーを中心としたラインナップで、普及価格帯の商品が多い。近隣のショールームよりも商品ラインナップを充実させ、差別化を図っている。配布しているチラシでは「複数メーカーの商品をいつでも現物比較できる」という点をアピールしている。
霧島店の2025年4月期の売り上げは約2億円。同社の予想を上回る業績となった。充実した商品ラインナップで差別化に成功したことに加え、リフォーム営業の経験が豊富な人材を配置したことが大きい。霧島店に配属されている4人の営業は社歴20年以上のベテランだ。
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