アンビエント、賃貸を民泊物件にリフォーム

東京都北区で稼働

　アンビエント（東京都豊島区）は、東京都北区で初めて簡易宿所型民泊の許可を取得し、3月から稼働させている。

旅館業法の簡易宿所許可を取得して運営

　物件は、築27年の5階建て賃貸マンションの2階。面積は34平米。合法化するためにかかった工事費用は72万円。防火対策として自動火災報知機を18万円で設置したこと、防火用クロスやカーテンを用いたことが施工の中心。また、もともとガスだったコンロを火の出ないIHに変えた。

　簡易宿所の通例ではトイレを2台用意する必要があるが、面積が小さいことと宿泊人数の上限が4人であることから、特例で1台の現状維持にできた。また、消防から強く求められたセキュリティー管理については、アルソックが提供している民泊向けのサービスに契約することでクリアした。