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グリー、住居空間撮影VRサービス開始

グリー、住居空間撮影VRサービス開始

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数時間でのデータ化を実現

 国内の大手インターネット企業、グリー(東京都港区)は5月末より、スマホアプリを用いた住居空間撮影VRコンテンツ配信ソリューション「InsideMaps」のサービスを開始した。

グリー 新サービス「InsideMaps」新サービス「InsideMaps」

 特徴は、まるでその物件内にいるかのような臨場感をWeb上で再現できること。既存の不動産パノラマ画像・映像にありがちな魚眼レンズによるゆがみや違和感は一切なく、iPhoneのカメラで1カ所につき60枚ほど撮影される画像を自動編集することで、
素材の質感まで分かるようなクオリティの高い360度VRコンテンツが生成される。それに合わせて間取り図と3Dモデルが自動生成されるのも大きな特徴だ。

 利用料金は、180平米までならば一件につき6800円。初期費用は専用の撮影機材「ローテーター」の導入コスト3万円のみで、クラウドを用いたサービスでありながら月々のコストはかからない。カメラ撮影は「ローテーター」が自動回転しながら行うため、専門の知識や技術は不要だ。ワンルームの部屋でも3、4カ所での撮影が必要となり、一件につき10~15分が撮影時間の目安。撮影データはWiFi環境であれば自動でアップロードされ、色味調整など見栄えが良くなるような画像補正が加えられたうえ、早ければ4時間ほどで生成後のURLが発行される仕組みだ。

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