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リノベ工事の標準化図る
相鉄リナプス(東京都港区)は、買取再販事業において未経験者でも即戦力とするための体制づくりを進めている。バスの運転手など、不動産ビジネスの未経験者3人を含む営業マン5人で、前期は販売戸数45戸、平均販売価格4516万円という実績を上げた。大久保忠昌社長に具体的な取り組みについて聞いた。
工事概要のひな型を作成
基本的な方針は、ICTの活用によって、未経験者を即戦力化するとともに、業務効率化を進めて固定費を削減するこ
と。特に力を入れたのは、リノベーション工事の標準化と、プランニングの簡略化だ。
具体的には、3つのグレードと3つのテイスト、計9パターンの工事概要のひな型をあらかじめ作成。あとは、物件名や広さ、間取り、工事可能な時間帯といった条件を入れるだけで、物件ごとの工事概要が出来上がるという仕組みになっている。
この概要では、使用する住設機器やタイル、建具、クロスといった部材は型番まで、木工事や電気工事についてはタオルかけの高さにいたるまで詳細に規定している。これにより、現場で判断することが減り、工事をスムーズに進めることができる。
この記事の関連キーワード : リノベーション 不動産・デベロッパー 東京都港区 相鉄リナプス 買取再販

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