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- > 住宅業界に賃上げの波、プレサンスはベア5.8%増実施
賃上げの波が住宅業界にも押し寄せている。オープンハウスグループ傘下の不動産デベロッパー・プレサンスコーポレーション(大阪府大阪市・年商1452億円)は、4月1日から給与水準の引き上げを実施した。対象となるのは、全344人中110人にあたる総合職の社員で、彼らの給与水準を約5.8%ベースアップ(ベア)する。同社ではほかに営業職と一般職の社員がおり、彼らには2022年10月に定時昇給を含む約5.5%の給与水準の引き上げを実施していた。さらにこの4月に入社する新卒採用90人の初任給を従来の25万円から27万円に引き上げる。
同社が理由として挙げるのは「物価上昇による実質賃金の低下に対応すること」「優秀な人材の確保」の2点だ。「他社に先駆けて実施しようという話になりました。もちろん社員は喜んでいて、直接、社長にお礼を言いに行く人もいたと聞いています。初任給は他社では賃上げ25万円くらいが多いと聞いているので、27万円は高い方だと思います。人材採用の面で今後、違いが出てくると思う」(同社総務部)
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