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新築、不動産、リフォーム事業を展開する有力ハウスメーカー、ポラスグループ(埼玉県越谷市)は、2025年度のリフォーム売上高が前期比3%増の109億7000万円で3年連続増収した。その背景に手厚いOB顧客フォローがある。受注を活性化させるため感謝祭・会員向けサイトおよびアプリ・定期情報誌の3本柱でOB顧客フォローを推進し、約19億円受注した。

感謝祭やアプリ経由で19億円受注
手厚いOBフォローで売上拡大
ポラスグループは1969年設立。2025年3月期の連結売上高は2768億円だった。リフォーム事業の売上高は109億円で、売上高の約8割をOB顧客からの受注が占めており、主に定期点検や保証延長工事、メンテナンスで受注している。
こうしたなか、同社はOB顧客とのリレーションシップの構築を重視し、新築のOB顧客フォローに力を入れている。感謝祭・会員向けサイトおよびアプリ・定期情報誌の3施策により、2024年度は感謝祭経由の受注が10億4000万円、アプリ経由が3億6000万円、定期情報誌やはがき経由が5億2700万円で合計約19億円を受注した。コミュニケーション部の部長・斉藤康彦氏は「受注額が大きいのは感謝祭。1番伸びているのはアプリからの受注で、前年比27%増です」と話す。

年9回のイベント
収益頭となっている「ポラスグループ大感謝祭」は、OB顧客や地域住人との接点づくりを目的に、2015年から大々的に開催しているイベントだ。2025年度は9回の開催を予定しており、うち3回はメーカーのショールーム、6回は地域の施設や越谷総合食品地方卸売市場(越谷市場)を会場に実施。セミナーや個別相談会、抽選会、キッチンカーなど多彩な催しを企画する。
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