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vol.29
福島・宮城エリアを中心に不動産の売買仲介を展開するアドレス(福島県いわき市)。コロナ禍を機に2020年頃から買取再販事業にも本格参入。社内体制も営業によるワンオペレーション制から分業制へと移行したことが功を奏し、2024年6月期の売上高は約21億円。2020年の約7億円から3倍に増加した。
空き家買取再販は年193件の実績
21拠点展開
「イエステーション」ブランドの店舗を多数展開
同社は1998年、福島県いわき市出身の高尾昇社長が設立。地域密着の不動産売買仲介会社として着実に業績を伸ばしてきた。2024年6月期の売上高21億円のうち、粗利は約11億円。加盟しているフランチャイズチェーン「イエステーション」の看板を掲げ、現在拠点数は21。中でも、福島県いわき市、郡山市、福島市、宮城県仙台市、岩沼市の5店舗は仲介重点店舗で、それ以外は買取メインの店舗だ。
「不動産売却をお考えのお客様目線に立ったサービスを心掛けてきました。当時は費用なども不明瞭なまま対応する会社が多かった分、お客様の安心につながる対応を売主様にも買主様にもお届けしたいという思いでやってきました」(高尾昇社長)
同社における2024年6月期の仲介取引件数は724件。売却の媒介獲得に強く9割が両手取引。物件の内訳は戸建て住宅が6割、土地・その他が4割。成約単価の平均価格は949万円だ。平均手数料単価は31万円ほど。
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