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- > 野村不動産G、リフォーム事業を強化拡大で新会社を設立
野村不動産ホールディングス(東京都新宿区)はリフォーム事業を強化・拡大するために新会社「野村不動産リフォーム」を設立。2011年4月1日から営業を開始する。
同社はこれまでリフォーム事業については住宅管理会社の野村リビングサポートが展開してきた。ただ、今後野村リビングサポートが管理するマンションにおいてリフォーム需要が高まる竣工後15年を経過する建物の増加が見込まれる。そこでマンションの専有部リフォームへ積極的に対応していくためリフォーム事業を独立させ、リフォーム専業の新会社設立に至った。
これにより、野村リビングサポートは共用部の維持・修繕・管理と併せてマンション全体の資産価値の維持及びサービスの向上を図る形にシフト。専有部のリフォームを行う新会社との住み分けを行う。
また、野村不動産リフォームは野村不動産アーバンネットから20%出資を受けることからわかるように、不動産流通事業との連携も目論む。現在、野村不動産アーバンネットでは年間3000件を超える物件を仲介していることから、その顧客に対し、リフォームの提案を行う。管理物件だけでなく新規ユーザーも獲得していく。
取締役社長に関敏昭氏。設立当初従業員40名、一都3県の営業エリアでスタート。今後5年で人員を200人まで増強し、売上を5倍の100億に拡大する計画だ。平成21年時点のマンションストック数は562万戸、居住人口も1400万人となった。ストック型社会への対応を野村不動産グループの総合力を生かし進めていく。
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