クロスやインテリアなどの内装資材卸のイシカワ(東京都渋谷区・石川一朗代表取締役社長)。輸入カーテンの販売やオリジナル商材など独自の戦略で年間約58億円を売り上げている。
ファブリスタの店舗
「自然」がトレンド
差別化策の1つが輸入カーテンのショールーム「ファブリスタ」の運営だ。
同店ではヨーロッパ、アメリカなど、海外10ブランドの商品を販売。内装デザインを行う設計士やコーディネーターが主な顧客対象だ。FSA事業部秋山剛氏は「イギリスはクラシックなテイスト、オランダはナチュラルモダンなテイスト、アメリカはラグジュアリーな雰囲気、スコットランドは華あるものなど、個性ある商品を取り扱っています」と話す。
中でも今売れてきているのがオランダのケンディックス、プルフといったナチュラルテイスト。「ヨーロッパでは『自然』がトレンド。若い女性に人気です」(秋山氏)
店名の「ファブリスタ」とはファブリックス・スタイリング・アドバイザーの3つを組み合わせた言葉で、ファブリックの提案を通じて人を感動させるインテリアを提供することが目的だ。

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