総合スーパー「イオン」を運営するイオンリテール(千葉県千葉市)は3月29日、イオンオリジナルのシステムキッチンを3種発売した。どんな商品なのか。
【リポート/編集部 堀口泰生】
3種のグレード
顧客のニーズに合わせた3種類のキッチンが発売された
キッチンはターゲットのニーズに合わせ、3つの価格帯の商品を用意した。中でも低価格帯の「FRECO(フレコ)」はこれまでにない斬新なコンセプトの商品。料理をたまにつくる若年層~40代をターゲットとしたキッチンだ。IHクッキングヒーターやガスコンロなどが搭載されていない点が特徴だ。そのため、作業スペースが広く、切ったり、洗ったり等がしやすい。加熱調理がしたい場合は、別途ポータブルのIHを載せて使うこともできる。1週間に1回しか料理しないような人にとって最適だ。
収納部分にもこだわりがある。スペースが空いており、自分で買ってきた収納ボックスやオプションの棚板をいれることもできる。余計な機能を省いているため、本体価格は棚板込みで税込21万7800円と非常に低価格に抑えた。
「AYULI(アユリ)」は毎日料理を作る幅広い年代層をターゲットにしている。高さが合わないキッチンで毎日料理をすると腰への負担がかかる。このキッチンでは高さを1センチ単位で調整が可能。また、自分の調理スタイルに合うように、横幅も1センチ単位で拡大できる。例えばスタンダードタイプでは190センチから270センチで調整可能。価格は税込36万800円~137万8300円。

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