アルダグラム(東京都港区)は10月4日、同社が提供するプロジェクト管理アプリ「KANNA(カンナ)」の国内外の利用社数が3万社を突破したことを発表した。パソコンを持たない現場作業員の事務作業や移動時間、コミュニケーションの手間を省き、作業の生産性最大化を実現する。
プロジェクト管理アプリ「KANNA(カンナ)」の国内外の利用社数の推移
同アプリは、建設業や不動産業、製造業など現場での生産性を向上させる一元管理ツール。資料や写真の共有、スケジュール管理、勤怠、現場報告、チャット機能、報告書作成といった機能を備える。パソコンやタブレットのほか、スマートフォンでも操作可能。ITツールに不慣れな作業員でも直感的に使用できるのが特徴だ。
2020年7月のサービス提供以降、2022年1月に5000社、同年11月に1万社、2023年6月に2万社となり、約3年で3万社を突破した。
2023年9月現在、同アプリは世界12カ国に展開。タイ、ベトナム、フィリピン、マレーシアといったASEAN諸国をはじめ、インド、ケニア、スペイン、メキシコでも活用されており、日本語だけでなく英語、スペイン語、タイ語にも対応している。
今年6月、海外初拠点となるタイ・バンコクにオフィスを開設し、現地採用も開始。同社は今後、同アプリのグローバル展開をさらに加速させる。

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